とじる
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普段その姿を目に止めることもない、路上生活者。彼らは何を思い、生きているのか。本作の主人公「新人Hソケリッサ!」は、路上生活者や路上生活経験者だけで構成されたダンスグループ。彼らは実名で登場し、その日常が包み隠さず描かれる。メンバーは家庭内暴力や病気、社会的な挫折を味わい、疎外感に苛まれながらホームレスになった。グループの主宰者は、振付師のアオキ裕キ。あらゆるものを捨ててきたからこそ、唯一残された原始的な身体から人間本来の生命力溢れる踊りが生み出されるのだという。人生からすべてをそぎ落とした彼らは、生きるために舞う。

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新宿で路上生活をする西。ダンサーを夢見たが、人間関係や借金問題に疲れ、ホームレスになった。一度は死も考えた西が「新人Hソケリッサ!」と出会う。そこには同じように、すべてから逃げてきた小磯、病を抱える横内、父親の暴力に苦悩した平川など、人生の辛酸をなめた仲間がいた。そんな彼らはみな明るく、どこかユーモラスだ。グループには、”人に危害を加えない”以外ルールはない。無断で休んでも構わない。アオキは言う「社会のルールがいいですか?」と。監督は新進気鋭のドキュメンタリスト・三浦渉。自らカメラを持ち、3年に渡り密着した。見つめ続けたその先に、想像もつかないラストが待っていた・・・。
東京オリンピック直前のいま、強制的な追い出しや排除アートで居場所を失うホームレスの人権問題がクローズアップされている。一方、五輪開催都市で音楽やアートを通してホームレスと社会をつなぐ世界的な団体が、東京でも準備を始めている。ソケリッサの“生きる舞”は、排除の論理が広がるいまの日本社会に痛烈なメッセージを与える―。

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路上の生活は晴の日ばかりではない。
街の中で生きる人々には厳しい雨がそぼ降る空の下、街のあちこちでそれぞれに踊る男たちの姿が映し出される。
画面を眺める私たちと彼らの間に道を作るのは、三浦渉。
かつて、大学映画学科で私の学生だったこともある三浦は、執拗な男になっている。
執拗なまでに丹念で、そして優しい眼で、三浦は彼らを見つめ、尋ね、時に彼らの心にえぐり込む。
雨を降らす空が、いつしか、彼らの住まう場所の上に被さる天井に見えて来るまで。
そのとき、私たち自身の世界が広がるのを感じる。

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彼らの身体表現は彼らの言葉よりも、はるかに雄弁である。
「ホームレス」状態を経験した一人ひとりの人生を、頭で解釈するのではなく、体感すること。
この映画は、そのことを私たちに求めている。

※全文(1600字)は映画パンフレットに記載しております。

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アオキは一人のアーティストとして、ホームレスの身体に心底惚れ込んで取り組んでいるのだ。
その身体が持つ異様な存在感と迫力は、ぜひ本編で味わってほしい。

※全文(1600字)は映画パンフレットに記載しております。

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【一般試写会では、8割の人が「満足」しました!!】

常識やルールだけじゃ本当は誰も幸せになれないと思いました。
ラストの全員集合の写真がとても素晴らしくて伝わるものがあり、泣いてしまいました。
40代 男性 心理カウンセラー
自分を解き放つ大事さを強く感じました。
50代 女性 パート
想像以上に すごくすごくすごく見応えがありました。そして 色々 考えさせられます。
女性 会社員
大地をふみしめる素足、一人一人の真剣なまなざし、必死に生きているものを、スクリーンを通じて感じ取ることができました。
30代 男性 会社員
みなさん歯はないけど、明るく元気でビックリしました。
40代 男性 会社員
一人ひとりのリアルな日常生活が印象的で、ダンスも迫力がありました。
50代 女性 会社員
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2005年に結成したコンテンポラリー ダンスグループ。路上での公演活動を中心に活動。東京都美術館や金沢21世紀美術館、山形トリエンナーレ等でも公演。国内だけに留まらずリオ五輪プログラム「with one voice」や、イギリスでも公演を果たす。またアーティストの寺尾紗穂や箕輪☆狂介(厚介)、現代美術家とのコラボレーションも多数。NEXTREAM21最優秀賞受賞。

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チャットモンチーの「シャングリラ」やL'Arc-en-Cielの「STAY AWAY」を初め、数多くのMVやCMなどの振付けを手掛ける。2001年NY留学時に9.11に遭遇し、帰国後、ダンスとの向き合い方を見つめ直す。ビッグイシュー協力のもと、路上生活経験者を集め、「新人Hソケリッサ!」を立ち上げる。

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元々好きだったダンサーになるため、派遣社員として働きながらダンスを学ぶ。しかし自分がやりたい踊りの方向性が見えず、人間関係にも疲れて自暴自棄になり、38歳のときにホームレスになる。

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高校卒業後、雑貨商やドライバーをしながら生計を立てるが、すべてを捨て、60歳でホームレスになる。

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父親の暴力で母は失踪。自らも中学卒業後に家を出て、30歳の時にホームレスになる。撮影時は生活保護を受ける。

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新聞配達の仕事をしていた43歳の時にメニエール病を患い、仕事ができなくなる。ホームレス緊急一時宿泊所に助けられる。映画『閉鎖病棟』出演。

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中学卒業後、立て続けに両親が亡くなる。38歳のときに上京し、新宿でホームレスを7年間経験。

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同居していた母の体調不良に気づけなかったことを悔み、浅草でホームレスに。

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カテーテル手術を行うが、完治はしていないという。本作撮影中にも体を壊していた。

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監督・撮影

三浦 渉

1987年生まれ・宮城県出身。日本大学芸術学部在学時に自らの祖母を描いたドキュメンタリー作品が、日本芸術センターや阿倍野映画祭、TVF2014など国内の各映画祭で受賞。大学卒業後CM制作会社にて50本近くのCMを制作。2015年東京ビデオセンターに参加。現在ディレクターとして海外取材番組や短編ドラマ、CMを手掛けるなど幅広く活動。本作が初の長編ドキュメンタリー映画作品。

編集

前嶌 健治

1973年生まれ・東京都出身。映像編集団、株式会社ギトリ代表。幅広いジャンルを編集しドキュメンタリーからドラマ、特撮まで多数。主な作品に、『氷の花火 山口小夜子』(15・文化庁映画賞 大賞)『撮影監督ハリー三村のヒロシマ』(16・国際エミー賞)『ユーリー・ノルシュテインの、話の話。』(17・ATP賞優秀賞)『爆走風塵 中国・激変するトラック業界』(17・衛星放送協会・最優秀賞)『ラップと知事選 沖縄 若者たちの声』(18・ATP賞奨励賞)『バレエの王子になる!〜世界最高峰ロシア・バレエ学校の青春〜』(19・ギャラクシー賞入賞)

撮影

桜田 仁

株式会社インフ所属。これまで多くのドキュメンタリー番組の撮影を担当、数々の賞を受賞してきた。主な作品に『シアトリカル 唐十郎と劇団唐組の記録』(07・日本映画批評家大賞 作品賞)『アリス沙良オット』(11・ワールドメディア・フェスティバル 銀賞/第43回US国際映像祭 最優秀賞)『地下鉄に咲く小さな花 韓国 老人宅配便』(17・ギャラクシー賞 奨励賞)

効果・整音

高木 創

デジタルサーカス所属。アシスタントとして『攻殻機動隊』『千と千尋の神隠し』等のアニメーション作品に従事。その後、ジャンル問わず多数の映画作品に参加。主な作品に『機動戦士 Z Gundam3部作』(04~)『ゲド戦記』(06)『カイジ 人生逆転ゲーム』(09)『氷の花火 山口小夜子』(15)『園子温という生きもの』(16)『海獣の子供』(19)など。

プロデューサー

佐々木 伸之

2003年、株式会社東京ビデオセンターに参加。ディレクターとして多くのテレビ・ドキュメンタリーを制作する。近年はプロデューサーとして活動。国際共同制作ドキュメンタリー『リビング ザ ゲーム』(17・HotDocs正式出品)で映画初プロデュース。本作が映画作品の二作目となる。

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 都道府県    劇場名    電話番号  公開日程
 東京都  シアター・イメージフォーラム  03-5766-0114  6/1~6/5
 大阪府  第七藝術劇場  06-6302-2073  公開終了
 愛知県  名古屋シネマテーク  052-733-3959  公開終了
 神奈川県  横浜シネマリン  045-341-3180  6/27~(予定)
 北海道  シアターキノ  011-231-9355  7/10(金)1回限り(予定)